斉藤洋 [作家別常設]
『ルドルフとイッパイアッテナ』に会ってから、この作家は良く読む人のひとり。
でも、ぜ~んぶ追いかけているわけではありません。
しかしとにかく量産する作家さんですなぁ。
大人にもおすすめの2冊。
小学校高学年から大人までおすすめ。「白狐魔記」シリーズ。長編。日本史好きにも。
お得意の動物主人公。
言わずと知れた、児童書定番。小学中学年~でおすすめ。
ここにあげた作品は、読んで損はしないです。
「ルドルフ」は子供のうちに読んでいるとより楽しいですよ。
他は大人になっても十分楽しめます。
でも、ぜ~んぶ追いかけているわけではありません。
しかしとにかく量産する作家さんですなぁ。
大人にもおすすめの2冊。
小学校高学年から大人までおすすめ。「白狐魔記」シリーズ。長編。日本史好きにも。
お得意の動物主人公。
言わずと知れた、児童書定番。小学中学年~でおすすめ。
ここにあげた作品は、読んで損はしないです。
「ルドルフ」は子供のうちに読んでいるとより楽しいですよ。
他は大人になっても十分楽しめます。
阿部洋一 (仮) [作家別常設]
2016年、『橙は~』完結2巻発売。
そして、アーススターから新装版として、『金魚~』の1、2巻、
ツイッターによると、2巻には私もマーケットプレイスでずっと迷っていた、Comic REXに載った読み切り版が載るとのこと。旧版を持っていても買う価値ありです。
新装版 血潜り林檎と金魚鉢男(1) (アース・スターコミックス)
- 作者: 阿部 洋一
- 出版社/メーカー: 泰文堂
- 発売日: 2015/12/12
- メディア: コミック
新装版 血潜り林檎と金魚鉢男(2) (アース・スターコミックス)
- 作者: 阿部 洋一
- 出版社/メーカー: 泰文堂
- 発売日: 2016/01/12
- メディア: コミック
続きも連載が引き継がれ、ツイッターキャンペーンでサインもらえるかも的なことを。
4か月連続刊行で、今後も期待。1巻は大幅加筆とオマケ「バナナ」が載っている。
昨年は、ウルトラジャンプにのった『オニクジョ』の刊行もありました。
っつーことは、まこらも泰文堂さんに期待ですか。
とりあえず、今後も注目です。
追記:2016年1月10日
2014年6月9日、講談社の別冊少年マガジンで隔月連載されている作品の単行本第1巻が発売。
『橙は、半透明に二度寝する』です。
ちなみに、amazonで検索すると出てくる『ふみがよい』という本は、
こちらの阿部さんとは関係ないそうです。ご本人に確認済み。
集英社のウルトラジャンプはたまに阿部さんの作品を載せるので
グッジョブだと思うのですが、そのまま連載とってきなさいよ、と思います。
ウルジャン、合ってると思うのですよ。
時はながれ、せっかく「まこら」も終わりまで載せてくれるといっていた電撃コミックジャパンも倒れ、
また暗礁にのりあげた「まこら」。この際だから、ウルトラジャンプでやってください。
お願いします。ついでに坂本ロクタク氏にも声がけして『虚化子』の続きを描いてもらってください。
あ、阿部さんと関係ないと思ってるかもしれませんが、こちらもいい雰囲気の作品だったんですよ。
どこかの編集さん、頼みます。(2014.04.30)
2011年10月「まこら」復活&「血潜り林檎」登場。
『バニラスパイダー』から気になりだした人も、前から気になっていた人も、
要チェックです。
新装「まこら」はリイド社版と見比べると本当に大幅なページ加筆がなされており、
リイド社版をもっている人も改めて楽しめる内容となっています。
そして、メディアワークスで今後物語完結まで続きます。
2012年3月、4巻が出る予定。
「血潜り」は、2012年2月に2巻が出ました。
下記に紹介している、『キッチュ』3号に掲載の『ぢごく』、そして『食慢』に掲載の『河童の食卓』が載っており、未読の方にはラッキーな1冊となっております。
少女奇談まこら 1 完全版 (電撃ジャパンコミックス ア 1-2)
- 作者: 平野 俊貴
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2011/10/15
- メディア: コミック
少女奇談まこら 2 完全版 (電撃ジャパンコミックス ア 1-3)
- 作者: 平野 俊貴
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2011/10/15
- メディア: コミック
少女奇談まこら 3 完全版 (電撃ジャパンコミックス ア 1-4)
- 作者: 平野 俊貴
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2011/10/15
- メディア: コミック
追記:2011.9.29
改稿:2012.2.22
『少女奇談まこら』や『バニラスパイダー』で、すっかり気に入っている人からは
すでにおそらく多くの期待を寄せられている作家(私もその一人)。
想像で言っているわけではなく、アクセス数や検索ワード、ネット上にころがっている
人々の反応からそのことは容易にうかがえます。
一貫して、全体的にグロさが多く出てくるのですが、人物には愛嬌があり、
木版画調の画面、ぱっとみれば、もしや阿部洋一?と分かる個性がある絵柄、
ちょっとした人物、小物、それぞれに細かく裏設定がありそうな丁寧な世界観、
はまる人ははまる作家だと思います。
その阿部洋一氏のインタビューがのった『総合漫画誌キッチュ』2号は、中野ブロードウェイにある「タコシェ」で扱いがありました(3号も)。氏が気になっている人は一読の価値あり。
「まこら」や『バニラスパイダー』制作時のこと(インタビューは連載途中にとられたようです)、学生時代の作品の図版も載っています。6Pの扱いです。2号の表紙は阿部氏です。
また、3号では、巻頭で12Pの短編『ぢごく』が発表されています。不思議なお話ですが、金魚がでてきたり、少女がでてきたり。気になる方は是非お買いもとめあれ、でしたが、「血潜り」2巻に収録されているので、こちらがお求めやすいでしょう。よって、2号のインタビューだけ、要チェック。
さて、阿部作品を追いかけたい人は、以下頑張ってください。
その1.とりあえず、一番簡単に手に取れそうなのは、こちらの『バニラスパイダー』。
その2.ネット上で漫画を読むことに抵抗がない人は『電撃コミックジャパン』にて
『血潜り林檎と金魚鉢男』が連載されています。
プレ創刊と創刊号は無料で見られます。
血潜り林檎と金魚鉢男 1 (電撃ジャパンコミックス ア 1-1)
- 作者: 阿部 洋一
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2011/10/15
- メディア: コミック
血潜り林檎と金魚鉢男 2 (電撃ジャパンコミックス ア 1-5)
- 作者: 阿部 洋一
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2012/02/15
- メディア: コミック
ちなみに、一迅社の漫画雑誌『comic REX』の2008年6月号と2009年4月号に
同タイトルが載っているようです。手に入れられてないので、未読。
ネット連載との違いもわからないです。
ぜんぜん気づいてなかったですよ。
捨てようとしている人は、是非ください、ってなもんです。
2009年の方は表紙で載っていることが確認できますが、
2008年の方はわからんです。でも載っています。
キッチュの記事の説明では、2009年のは2008年のをアレンジしてあるとか。
月刊 Comic REX (コミックレックス) 2008年 06月号 [雑誌]
- 作者:
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2008/05/09
- メディア: 雑誌
月刊 Comic REX ( コミックレックス ) 2009年 04月号 [雑誌]
- 作者:
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2009/03/09
- メディア: 雑誌
その3.古本でみかけたら、どうぞ、な『少女奇談まこら』。インタビューによると、制約はあるもののなかなかに自由な創作ができたそうなので、阿部洋一的雰囲気が『バニラスパイダー』のそれと余り変わらないことに納得できたのでした。鬼太郎好きにもお勧め。2巻が出た後、連載誌『少年ファング』が休刊してしまったので、雑誌発表だけで終わったものや、お蔵入りしているものもあるようです。完全版の出版を切に希望します。(←出ました。)
茶木ひろみ(仮) [作家別常設]
2000年代に入り、復活した少女漫画家、茶木ひろみ。
その作品のほとんどは、現在古本でしか手に入りませんが、
子どものころに読んだ『銀の鬼』はかなり印象にのこる作品でした。
一応、新刊で買えそうな商品たち。
言わずと知れた、代表作。ご本人も大事にされている作品ですね。
現在、続編がちょっとずつですが発表されているシリーズ。
2011年4月24日付けのブログ記事で
お母様の介護のため、執筆を一時休止されることが発表されていました。
『銀の鬼』も『変な探偵』も落ち着いたら、再開したいとのこと、
とにかく、読者はただ、待つのみですな。
こちらが、その続編。
4巻目以降にあたる原稿は、デジタルコンテンツで読むことができるようです。
Yahooコミック等を参照されたし。
また、Rentaの方では「かのこ」や「真珠姫」等も読めるようです。
2巻目は、鬼が3分の1位、他に短編『母なる男』『夢丼』『桃ノ花の失踪』が収録。
この短編たちは過去の単行本に入っているものではありません。
3巻目は、1985年の単行本『純恋夜』に収録の『カレーライスの王子さま』が収録。
鬼自体は半分くらいの収録。
こちらも、一度自費出版されて、そのまま幻となっていたものに原稿をプラスした復刊もの。
とはいえ、ほとんど新作としてとらえてよいと思います。
2000年代復活後の作品。
「銀の鬼」ではない古い作品で唯一文庫になっているもの。
昔の御姫様が現代にタイムスリップしてきて一人の青年と出会うのですが……。
読んでみればなるほどな締め方なんですが、すっかり騙されました。
2019年4月の追記:「目覚め」3巻以降の続きはご本人の自費出版で出ています。在庫が切れたら、次はどうなるかわからないと思うので、読みたい方は要チェックです。2018年に長年品切れだった「目覚め」3巻のすぐ続きにあたる「11~14巻」が新装版で出ました。
その作品のほとんどは、現在古本でしか手に入りませんが、
子どものころに読んだ『銀の鬼』はかなり印象にのこる作品でした。
言わずと知れた、代表作。ご本人も大事にされている作品ですね。
現在、続編がちょっとずつですが発表されているシリーズ。
2011年4月24日付けのブログ記事で
お母様の介護のため、執筆を一時休止されることが発表されていました。
『銀の鬼』も『変な探偵』も落ち着いたら、再開したいとのこと、
とにかく、読者はただ、待つのみですな。
こちらが、その続編。
4巻目以降にあたる原稿は、デジタルコンテンツで読むことができるようです。
Yahooコミック等を参照されたし。
また、Rentaの方では「かのこ」や「真珠姫」等も読めるようです。
2巻目は、鬼が3分の1位、他に短編『母なる男』『夢丼』『桃ノ花の失踪』が収録。
この短編たちは過去の単行本に入っているものではありません。
3巻目は、1985年の単行本『純恋夜』に収録の『カレーライスの王子さま』が収録。
鬼自体は半分くらいの収録。
こちらも、一度自費出版されて、そのまま幻となっていたものに原稿をプラスした復刊もの。
とはいえ、ほとんど新作としてとらえてよいと思います。
2000年代復活後の作品。
「銀の鬼」ではない古い作品で唯一文庫になっているもの。
昔の御姫様が現代にタイムスリップしてきて一人の青年と出会うのですが……。
読んでみればなるほどな締め方なんですが、すっかり騙されました。
姫-クラシックガール 新版 (ソノラマコミック文庫 さ 37-4)
- 作者: 茶木 ひろみ
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2007/11/26
- メディア: 文庫
2019年4月の追記:「目覚め」3巻以降の続きはご本人の自費出版で出ています。在庫が切れたら、次はどうなるかわからないと思うので、読みたい方は要チェックです。2018年に長年品切れだった「目覚め」3巻のすぐ続きにあたる「11~14巻」が新装版で出ました。
タグ:茶木ひろみ
吉野朔実(仮) [作家別常設]
読むと、登場人物のせりふや色々な部分に魅かれるものがあります。
漫画だけではなく、エッセイ漫画や映画紹介等色々作品が出ています。
共著も多い。
本の雑誌社の「吉野朔実劇場」シリーズ
1作目、2作目は薄いながらも文庫化していますが、3作目以降の音沙汰がないです。
ここからは、単行本のみ。
このシリーズは、吉野氏が絵を交えてエッセイ風に本を紹介してくれているものです。
私はこのシリーズで紹介された『牛への道』を読んで、宮沢氏のエッセイが好きになりました。
特にお勧めしたいのは、『ぼくだけが知っている』。
漫画だけではなく、エッセイ漫画や映画紹介等色々作品が出ています。
共著も多い。
本の雑誌社の「吉野朔実劇場」シリーズ
1作目、2作目は薄いながらも文庫化していますが、3作目以降の音沙汰がないです。
ここからは、単行本のみ。
このシリーズは、吉野氏が絵を交えてエッセイ風に本を紹介してくれているものです。
私はこのシリーズで紹介された『牛への道』を読んで、宮沢氏のエッセイが好きになりました。
特にお勧めしたいのは、『ぼくだけが知っている』。
山口美由紀(仮) [作家別常設]
やはり、山口さんは絵がとてもキレイ。特にカラー絵は素敵だなぁといつも思います。
絵だけではなくて、もちろんお話も。だからずっと愛読者です。
天空聖龍 1―イノセント・ドラゴン (花とゆめCOMICS)
- 作者: 山口 美由紀
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2005/12/05
- メディア: コミック
天空聖龍 9―イノセント・ドラゴン (花とゆめCOMICS)
- 作者: 山口 美由紀
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2011/05/02
- メディア: コミック
2011年5月全9巻で完結。お得意のファンタジー系。
特にお勧めしたいのは、下記の2タイトル。
後者は前者でサブキャラだったシルヴィが主人公のロッテと共に中心となるお話です。
こちらもファンタジー系。
全2巻
全3巻
タッジー・マッジー (第1巻) (白泉社文庫 (や-5-3))
- 作者: 山口 美由紀
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2006/07
- メディア: 文庫
川原泉(仮) [作家別常設]
「……がある」シリーズ2冊。「レナード」から始まって「コメット」まで8作品。
1冊目と2冊目の間は実に約5年。
カーラ教授といえば、初期は年の差男女のおはなしが多いと感じますが、
こちらは、私立の高偏差値高校へ通う学生たちの日常。
『ブレーメンⅡ』くらいからみられる最近の絵柄。
カーラ教授といえば、SF好きと知られていますが、こちらは宇宙船のクルーが
キラ・ナルセ船長のほかは全部(?)人間以外の動物という環境で旅するお話。
キラは初期作品に登場したことのあるキャラクターで、こういうところもカーラ教授
お得意のパターン。
「食欲魔人」シリーズ、といっても短編集なので、気軽に読める初期作品集。
『アンドロイドはミスティ・ブルーの夢をみるか?』に前述のキラ・ナルセが出てきます。